個人的作画No.1『エア・ギア』

今回紹介するのは、タイトル通り私が作画において最高だと思う漫画『エア・ギア』です。

 キャラクターデザインはもちろんのこと、躍動感や爽快感、そして個人的に重要な生々しさがバランスよく高い水準で表現できています。

 

そして書き込みがすごいのなんの!

 

本物をトレースしたんじゃないかってくらいのクオリティで書かれる背景やメカは思わず凝視して観察してしまうレベルです。

このクラスの作画になると何が困るかというと、アニメ化が残念ということですね。

静止画にも関わらずまるで動いているかのような臨場感で描かれているので、アニメ化されると迫力が明らかに落ちてしまいます。

 

難点といえば、クライマックスに至るまでの終盤の展開と終着点が振り幅が大きすぎて読者の予想の斜め上に向かうところでしょうか。

作画と設定が最高な分、ストーリー展開が突飛すぎてストーリー重視の読者にはついていけない漫画になってしまっているかもしれません。

 

とはいえ、キャラクターが魅力的で何より女の子がとってもかわいくセクシーですし、メカデザインがクールでかっこいい!厨二心がくすぐられて『エア・ギア』の世界に入り込みたくなること間違いなしの作品です。